デイサービスは生活の一部であるということ。

ケアプラン上、週間予定の中に、デイサービスを組み込んだり、他の予定があったりとします。

デイサービスは何曜日に行っておられるでしょうか？

初期段階で、日付や曜日の感覚がやや乏しくなっている傾向にありますので、デイサービスはつがでは、日付の確認を必ず行っています。

また、スタッフの意識としても、デイサービスだけのお付き合いに違いないのですが、ご本人にとっては、日常生活の一場面であって、

つながりが生まれるような関わりが必要になってきます。

そのために、家族さんとのコミュニケーションをとる機会として、自前の連絡シートもありますが、送迎の際の合間も非常に大切になってきます。家の方からしたら、「今日は何をしてきたの？」と聞かれますが、当の本人さんは「覚えてない」で終わってしまうかもしれません。

しかし、何気なしに行き来されてくることで、身体にリズムが生まれてくるようになります。

スタッフの持つ意識として、このような背景を無下にすることなく、ご本人の生活での良い印象を高めていく働きかけが必要と思われます。

デイサービスはご本人様が来た時から帰る時までをサービス提供時間としておりますが、本来なら、家から家になるのが当たり前の話です。ただ、制度的には、個人個人の差があるゆえに、そのような提供時間での括りとなってしまいます。

ご本人の支援をするにあたって、サービス提供側が、いかに在宅で暮らす方のリズムに基づいた視点を持てているかで、大きく変わってくることでしょう。

覚えていないことはありません。良いケアをすることで、頭にはインプットできなくとも、きっと身体が覚えておられます。

デイサービスはつがでは、その信念を貫き通すべきと心得ています。