ご本人を支える難しさを日々痛感!

2012-06-07

認知症ケアを日々実践していく中で、認知症の方に対するケアがテキスト化されており、画一的なケアに陥る危険が潜んでいます。ご本人さんを支えるのですから、ご本人ありきなんです。一本化できるわけがありません。
周りの目からこうするべきだ、と一方的に決めつけるのは禁忌です。今更何を、当然のことながら、ついうっかりということがないでしょうか?
発言が読み取れなかったりすると、どうしても軽率な判断になってしまう危険性が大きいことは怖いと感じないといけません。
その意味で、情報源の収集とともに、その都度の観察眼が特に求められてきます。感情のコントロールがうまくできない、脳の障害なんだから仕方ないのです。
それを周りが冷静に分析できないと、負の脳波が伝染してしまいます。
先を見る、先手を打つ、そして予防する。一方で、可能性は追求する。日々考えないと、良いケアは生まれません。
経験だけがあり、考えなくてもできてきたとすれば、その考えと行動には終止符を打たないといけません。
考える能力、脳に刺激を絶えず送り込もうとする姿勢や能力が、ケアの側にないと、認知症ケアに発展はないと思います。
スリーAの「あなたが大好きです」 このメッセージには奥深いものがあると見ています。
われわれの仕事、日々余裕があるかといえば、100パーセントではありません。けれど、相手様に不安を与えてしまうようでは失格なのです。精神的なケアを重視したい立場としては致命傷です。
ご本人の存在があり、私たちはケアが出来ます。まだまだ潜在する多くの笑いや喜びを、ご本人とともに味わいたいものです。

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